FITTING

立体造形フィッティング

フィッティングは戦略

 

テーラーとのお付き合いでお客様の関心の高いフィッティングについてAVANCLASSICOではどのように取り組んでいるのかご案内します。フィッティングは戦略、どこに向かって勝ちに行っているのか?その手段とは?

人のカラダは美しい立体造形

 

まず、AVANCLASSICOがオーダーメイド専門店として存在する大前提として「人のカラダはこの地球で最も美しい十人十色の立体造形」だと考えています。

そのカラダが纏うべき布も「立体造形」にテーラーメイドされるべきです。

 

 

機能性・外見・全体のバランス

 

オーダースーツ、ジャケット、シャツをあなたの世界に一着テーラーメイドで創る醍醐味は一般的には3つのポイントです。

  1. あなたの好みの生地が選べる
  2. あなたの体型にフィットして快適な着心地
  3. あなた流のスタイルやディテールにこだわれる

しかし、AVANCLASSICOでは3つのポイントにもう1つ

欠点やアンバランスを魅力に変換させる「全体として外見がカッコよく見える」

ポイントも重要視しています。

AVANCLASSICOではお客様の「体型にフィットして快適な着心地」を実現する機能性とカラダの欠点もアンバランスをれるような「立体シェイプ」の「全体としてバランス良くカッコ良く見える」が両立した仕上がりを追求しています。

 

スーツ・シャツを着てカッコよく魅せる肝

 

日本人がスーツとシャツのドレスコードとの付き合いは日本の歴史のなかでもごく短い期間です。

ドレス装うことは文化です、人種も文化も美意識も全く異なる日本人がカッコよく着こなすには、現代紳士スーツが生まれた国イギリス、ファッションへ昇華させたイタリアの人々のボディ特徴、美意識を理解する必要があります。

AVANCLASSICOのフィッティングではイギリス人(アングロサクソン人)とイタリア人の体型っぽく見せる工夫をしています。

 

イタリア人・イギリス人っぽく見えるポイント

 

上半身をぐるり円筒のように見せる

 

イタリア人・イギリス人っぽく見えるようオーダーメイド服をどう立体シェイプにするのか?

その目標としている彼らの体型の特徴がこちら

  • 首は太く(首の長い短いより太さ)→首がしっかりして見える
  • 盛り上がった胸板大胸筋)
  • 首の後ろから肩甲骨にかけて発達した背中(僧帽筋)*日本人は背中が平です
  • 立体的な上腕(上腕三頭筋)
  • スラリと長い腕 (身長が同じでも腕の長さは4㎝前後長いです)

イギリス人やイタリア人でも実際に顔が大きくて身長が低く腕も短くコロンとした5頭身体型の人、筋肉質でなく細身の人もいます。

でも何故かバランスが悪くないのは、カラダに厚みがあるからです。

AVANCLASSICOでは上半身に厚みがあり立体的な円筒に見えるような視覚効果フィッティングを工夫しています。

こんな「カッコよく見える」視覚効果を狙っています

 

実際に日々、現場でフィッティングやスタイリングで活用している視覚効果テクニックをご紹介します。

  • 高身長・スリムに見せる
  • 首がしっかり太く見せる
  • 腕が長く見せる
  • 上腕が太くしっかりしているよう見せる
  • 胸板を厚く見せる
  • ヒップが上がって見せる

トータルで立ち歩きまで追求するなら

ご参考までに、立ち方歩き方を洋服(着物でなく)でかっこよく魅せるにはハムストリング(太ももの裏側の筋肉)を発達させると良いです。ハムストリングで脚全体を押し蹴りだすように歩くのです、彼らは。日本人は膝下で歩く傾向です。

骨格と採寸

 

人体を知らずして立体造形フィッティングはできません、オーナースティリスタは実際に「解剖学」を学び、実際に骨格系と筋肉系の知識を活かしています。

日々環境やストレスで体重が太ったり痩せたりしても、骨格のサイズや長さが変わることはないので、骨格を見極め採寸します。

数値≤全体のバランス視点

 

 

人のカラダも十人十色、レオナルドダヴィンチが描いた理想の黄金比の体型の人はまずいません。

 

理想の黄金比ではない大なり小なりアンバランスなカラダに採寸数値をすべて合わせたジャケットやパンツ、外見的にスタイル良く見えるでしょうか?

アンバランスな体型に全てを合わせる数値だけの採寸では不十分です。

これらのアンバランスを「視覚効果」テクニックを使い、数値に基づきながらも全体的な外見が(実際は違うけれど)全体としてバランス良くかつ、上半身が円筒のごとく立体造形に見せるAVANCLASSICOのメソッドをご紹介します。

仮縫いモデルガーメント

 

立体造形の理想モデルを活用

 

AVANCLASSICOは立体裁断で理想バランスの基本型モデルガーメントを「仮縫い」に見立てて採寸フィッティングします。

ご用意しているモデルガーメントの種類は;

  • ジャケット
  • パンツ
  • シャツ

モデルガーメントを活用した仮縫いメソッドのステップ

 

  1. まずは必須ポイントの採寸
  2. お客様のお好み・体型・似合う、理想のスタイルに最も近いモデルガーメントを選びます。
  3. モデルガーメント(ジャケット、パンツ、シャツ)実際に着用いただきます。
  4. モデルガーメントを古典的なテーラーでの「最初の仮縫い」に見立ててポイントをチェック(例えば、スーツでは約30か所チェック)
  5. 立体造形の肝となるポイントは;ショルダー、アーム、ウエスト、胸の開きVゾーン、着丈、など
  6. 各ポイントにプラス/マイナス~mmとあなたの型を創り上げていきます
  7. 実際の仕上がりイメージをお客様と共に「目で実際に確認」もします

全体のバランスを重視したモデリングの例をひとつ;

お腹が気になる方には通常よりウエストがピッタリぐらいにモデリングします。腰回りに余裕があればあるほどダボっと太ってみえるからです。

仮縫いナシは現代サルトの進化系

 

「仮縫いモデルガーメント」メソッドのメリットは1回のご来店で採寸と仮縫い工程の2イン1、次回はもうお仕上がりです。

古典的な仕立て屋文化に慣れ親しんだ方には、仮縫いナシ!?は不安かもしれません。

しかし、実際にはイタリアの紳士ハイエンドブランドのSU MISURA(スミズーラ・オーダーメイドの意味)ラインでは仮縫いナシのシステムを採用しているブランドも多いです。好きな生地とディテールが実現出来て、仮縫い工程がない分価格が抑えられ既製品スーツと大差なく提供している例もあります。

実際に、ナポリでも多忙なエリート達は仮縫いナシの現代サルト文化の合理性と効率性を認めています。

AVANCLASSICOの仮縫いモデルガーメント方式のメリット

 

マッスル体型は得意分野、服のお悩みから解放

立体造形の理想型であるモデルガーメントを活用するメソッドは既製服が非常に難しい体型の方、特に日本人の枠を超えた筋肉を鍛えているメリハリのある体型の方こそ大変身されます。

  • アスリート体型
  • 筋トレに熱心な方
  • 元スポーツ選手(野球、ラグビー、レスリング、サッカー)
  • いかり肩・なで肩

の方々に実際に歓ばれています。もう、服で悩む必要はありません。

 

太っている・お腹が出ていると気になる方へ

 

立体造形フィッティングの意外な効用は一般的にはネガティブとされる「お腹が出ている」「太っている」体型の方が大変身します。

マッスル筋肉と贅肉はつく場所がまったく違いますが厚みは厚み、「カラダは厚みがある」ほうが存在感は際立つからです。

サイズが合っていて似合っている、清潔感もある、お洒落、とくればネガティブ要素も吹っ飛びます!

実際にカバーしているアンバランス例

 

  • いかり肩・なで肩
  • 首が短い・長い
  • 腕が短い
  • 太ももが張っている
  • ヒップが大きい
  • お腹が出ている

見た目として(実際は違うけれど)理想のバランスに限りなく近づけています。

では、どのように?アンバランスをカバーするモデリングの例をご紹介

  • オーダーシャツでは首が短い方には台襟を通常よりやや低めにして首が詰まった印象を与えずスッキリさせます。
  • オーダースーツ/ジャケットではヒップの大きさを目立たなくするために、サイドベンツでなく、センターベントにすることで、縦ラインにヒップの大きさを逃がします。

 

最後に、女性のメイクアップと視覚効果

 

ところで、そんな簡単に脚や腕が長く見えたりするのか?と信じられないでしょうか?

最も分かり易い例えは「メイクアップ」TV番組などでプロのメイクアップアーティストの手にかかると同じ人物と思えないぐらいビフォー&アフターで大変身します。

モデルや芸能人でなく、一般の素人の女性でも毎日自分のスッピン顔の欠点をカバーしながら;

目を大きく見せる、眉毛のカタチで印象を変える、頬紅で立体的なお顔に、鼻を高く、、、

このような視覚効果を狙ったメイクテクニックを駆使してお化粧をしています。

アイラインひとつでも、リキッドかアイシャドウか・ラインの太さ・色・ラインを引く位置によって印象が大きく変わります!

立体裁断の服ならなおさら、モデリングのカーブやラインの微細な違いで全体のバランスを整えることが可能です

 

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